心が震える瞬間
カンボジア・ターポン小学校建設:13日目
〜〜〜自分ノ事〜〜〜
自分は人生で3度の
心が震える瞬間を体験した。
1度目は悔しさで、
2度目は絶望で、
そして3度目は人との出会いだ。
自分の生き方に迷い始めてから
1年以上もがき苦しんできた。
人に迷惑をかけながら助けてもらいながら。
それでも諦めずに自分なりに行動し続けた。
他人に対して見栄を張る為じゃない。
他人よりも上に行く為じゃない。
他人から羨ましがられる為じゃない。
全ては、
自分が満足する為だ。
自分が納得する為だ。
自分の答えを見つけ出す為だ。
果たして自分は満足できたのか、
納得できたのか、答えは見つかったのか。
それはまた後日書き残そうと思う。
2016/1/8
そして、
今日がその3度目の瞬間だった。
ここのところ、
毎日作業前に朝の準備運動をしている。
本日の作業も私たち建設メンバーは教室の床になる土台部分を担当。
大工さんたちは教室上部の梁(はり)を担当してくれていた。
危険な部分は大工さんたちが行い、
その他の力仕事の部分を自分たちが行う。
学校建設の実績が豊富な
大工チームの信頼度は高い。
また、
この日は午後の作業を早めに切り上げて、
普段頑張ってくれている大工さん達と
学校の関係者の方々と遊びに来た子供たちと
ビールやコーラでチョルモイ(乾杯🍻)。
建設現場に泊まり込みで作業をしてくれている大工さん達に思いっきりオークンチュラン!
【オークンチュランとは?=クメール語で「メチャメチャありがとう」の意味である。】
日々の感謝は伝えきれない程ある。
彼らがいてくれるおかげで学校が建つ。
絶対に欠かせない存在だ。
チョルモイ写真を容赦なくガッツリと👇
更にさらに、
いつもの様に円陣を組んで、
建設参加最終日のメンバーからそれぞれ一言をもらう。
この日最終日を迎えるメンバーの中に
カデグリサンもいた。
二人が話し始めたとき、
二人とも声が震えていた。
それを聞いた瞬間、
自分も堪えられなくなった。
何故かは分からない。
不意に寂しくなったのか、
二人の言葉に感動したのか、
溢れる優しさに触れたからか。
実は涙の止め方を知っている。
どうすればいいのかというと,,,,,,,,,
止まるまで待てばいいのだ。
しかし、
一度溢れてきたものは、
もうどうしようもなかった,,,,,,,,,
二人とがっちりハグした瞬間、
堪えようとしていた感情が崩壊した。
何かを伝えようとした言葉も声にならない程。
(ほんとにあの時は、これまで生きた時間の色んな事を思い返したなぁ。)
ただただ、
それが治るまで待つしかなかった。
(涙の前ではとことん無力。)
幾らかの時間が経って、やっと落ち着いてきた。
既にピックアップで帰る時間になっていた。
崩壊した顔面をペットボトルの水で洗って、
とにかく先ずは全員でクラチェ市街地へ帰ろう!
帰り道でもう一度チョルモイ(乾杯🍺)。
夜は夜で参加者みんなでチョルモイ(乾杯🍻)だ。
なんだか今日は一段と感情が忙しかった。
自分と出会ってくれた全ての人に、
改めて全力の感謝!
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