それぞれのバックグラウンド
カンボジア・ターポン小学校建設:32日目
~自分の役割シリーズ➁~
カンボジア出発前に同じ長期メンバーのユウスケと話したことがある。
それは、「建設参加者がいつでも気軽に立ち寄れる場所を作っておきたい。」
という事だった。
ユウスケのその発想に感激したし、
自分とその場所造りを一緒にしたいと声を掛けてくれたことが素直に嬉しかった。
で、
ユウスケの部屋自体をいつでも集まって飲んで語り合って発散しての場所として
活用させてもらった。
自分もアパートが向かいだったことと
ユウスケが借りていたアパートには同じ長期メンバーのマリヤとホノカがいたこともあって、
しょっちゅうお邪魔させてもらっていた。
一方で、
声を掛けてもらってから、
自分自身はどうしようかと考えた。
その結果,,,
「自分自身がそういう場所になる。」と決めた。
出来るかは分からんけど、そう決めた。
自分はカンボジアに来て、
初めましてが多かったから
逆に怖いもの知らずで参加者みんなと接することができた。
どんな時もまずは自分から遠慮なく声を掛けて、参加者の話を聞かせてもらう。
とにかく、
参加してくれた人が一人ぼっちにならない様に。
参加した人が輪に入りやすい様に。
そうやって毎日毎日、目の前の人の事をよく見て
居心地のいい状況で参加できる様に行動していた。
きっといい方向に進むと信じて。
自分はこれを建設が終わるまでやり通そう!
2016/1/30
今日はレンガを積む作業と
ペンキを塗る作業を行ッた。
けが人もなく作業も順調に進んでいる。
休憩中にはこんな表情も。
帰る前に集合写真を。
帰りのピックアップの中で「今、世界に必要なものは何か?」という話題に。
自分は「人が作ったものを全てなくす事。」と答えた。
思い付きの虚勢かな。
深く考えたわけではない。
夜、トムの過去の話を聞く。
なぜボランティアをしているのか、
なぜ誰かの為に動きたいと思ったのか。
そのルーツの1つを知る事が出来た。
トムとこういった時間を持つのは初めてで、
普段はあまり口数が多い方ではないトムの話は、
1人の人間が生きてきた人生の重みとその人間の魅力が詰まっている様に感じた。
トムは話をする時あまり笑わない。
(※この時はまぁ建設の事や色んな重圧やら葛藤やらうちらメンバーの面倒やらで色々大変だったからそんなふうに見えただけだったョ。)
きっと自分の感情や気持ちがしっかり相手に伝わる様に、
1つひとつ言葉を選んで納得してから話をしているんだと思う。
そんなトムの姿勢からは誠実さと謙虚さが伝わってきた。
自分はもっともっと一緒に活動しているメンバーの事を知りたい。
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