新たな参加者が新たな風を
カンボジア・ターポン小学校建設:37日目
この写真は建設当時(2016年2月)に撮影したもの。
ごみが散乱しているのはターポン小学校の敷地内だ。
もともと建てられている木造校舎のすぐ横がこの状態。
エリアによるが、
大きな街でもこんな乱雑で不衛生な状況を今(2020年現在)でも目にする。
これがまだまだ根強く残るカンボジアの日常でもある。
ただ、
ここ数年で学校内での掃除やごみの捨て方など、
衛生面での教育が行われてきているのも事実。
カンボジアを長く生きて来た大人たちがまず変わらなければいけないが、
今を生きる子供たち世代が変わっていけば少しずつでもこの環境は変わっていく。
ポイ捨てを辞める。
教室内にゴミ箱を置く。
ゴミを捨てるエリアをきっちり分ける。
焼却炉を置く。
毎日清掃をする。
これ以外にもたくさんあるだろうけど、
これだけでも行動に移していけば衛生面は確実に変わるはずだ。
そういえばケンジが公衆衛生を何とかしたいっていってたなぁ。
自分たち日本人にも出来ることはまだまだ沢山あると思っている。
2016/2/5
コイチャン、チカチャン、ユウト合流。
元気な3人のお陰でまた空気が明るくなった。
朝ミーティング3回目。
屋根の件についての話し合いだ。
自分たちDreamLinkが建設する校舎の屋根は、
高さがあり傾斜が急な為
一般的な校舎よりも屋根瓦の枚数を多く使う設計になっている。
その分瓦の費用と屋根自体の重さが増えていく。
建設前から話をしていたことのようで、
それを改めてこのタイミングで意見交換した。
これもまた建設をスムーズに進めていく為の大切な時間だ。
今日はペンキ塗りと教室内の掃除を行ッた。
また、教室の屋根の骨組み部分が設置されていた。
教室のペンキ塗りが始まってから、
全体的な建設のスピードが一気に増した気がする。
この日の午後、
この地域に唯一ある中学校をみんなで訪問した。
場所は国道に面していて、
ターポン小学校からは10㎞程離れている。
広い敷地内には小学校の校舎もあって、
子供たちがたくさんいた。
中学校の教員の方々に英語で様々なことを質問させてもらう事に。
この中学校は近隣の小学校を卒業したすべての生徒たちが通っているらしい。
ただ、小学校を卒業しても進学をあきらめる子はまだまだ多いのが現状だ。
ここに通い続けられる子は、
家が近いか、
勉強を本気であきらめなかった子か、
勉強を本気であきらめなくてもいい家庭の子か。
きっと他にも自分たちが知らないことは沢山あるだろう。
訪問に同行してくれたターポン小学校の校長先生、
訪問を許可してくれた中学校の校長先生や教員の方々、
授業の様子を見学させてくれた生徒の皆さん、
授業中にお邪魔してごめんなさい。
そして、貴重な時間を本当にありがとうございました。
また一つターポン村があるこの地域の現状を知ることができた。
夜はみんなでチョルモイ。
#学校建設
#学校建設ブログ
#ボランティア
#国際協力
〜Yoh Hashiba FBページ〜