弱ることで見えること
カンボジア・ターポン小学校建設:11日目
~自分の役割シリーズ➀~
日々の学校建設。
自分の中で大事にしていたことの一つが、
「一人もケガ人を出さない事。」だ。
こんな自分でも8年間社会人を経験した中で、
‘安全作業‘や‘作業動線の確保‘みたいなことについて
自分なりに真剣に取り組んだ経験があった。
同じ長期建設メンバーのヒルフミサンともこんな話をしたこともあって、
作業中でも他のメンバーの状況をよく見るようにしていた。
それがDreamLinkの為にできる自分なりの貢献だと考えたからだ。
だから、
自分は頭に「安全第一タオル」を巻いているのだ。
2016/1/6
作業にはマリンチャン、ミライサン、ススム合流。
今朝も移動中はにぎやかだ!
今日は校舎の上の梁(柱と柱を横に繋げる部分)にセメントを流し込む作業を行った。
建設メンバーでセメントを作って、
バケツリレーで上に登る大工さんにパス。
みんな元気いっぱいだ。
そして自分は午前中の内に、夏バテでダウンした,,,
休みながらみんなの作業を眺めていて、ボーっとこんな事を考えた。
集団の力は大きい。
1人では難しい事もみんなで取り組めば不可能なことは無い,,,と。
社会人になってからずっと、
自分一人で何でもできる様にならないといけないと
思い込んでいた自分を思い出していた。
苦しい時の記憶。
今でも時々思い出すこともある。
あともう一つ。
自分がいなくても学校はちゃんと建つ。
そんなことはあたりまえだ。
(そもそもプロの大工さんたちがいるし。)
でもそのぉ、
不必要な人間だという事ではなく、
誰一人として無理をする必要はない,,,と。
また一つ、大切なことを学んだ瞬間だ。
時間を見つけて、
休んでいる自分にみんなが声を掛けてくれる。
なんて優しい奴らだ。
みんながかっこよく見えた。
ほんとありがとう。
話は変わるが、
私達が建設しているターポン村の小学校の敷地内には焼却炉がない。
ゴミを一ヶ所に捨てる習慣もない。
その為、その辺にゴミが散乱している状態。
食べ終わった後の容器や壊れたおもちゃ、
木くずや廃材の全てが所構わず捨てられている。
かろうじて、
人が歩くところには危険なごみは捨てられてはいないが。
みんなポイポイ捨てる。
大人も子供も全員だ。
この現状を何とかしたい。
何とかしなければならない。
以下は学校でなんとなく集められたごみの焼却の様子。
カンボジアの現状。
その光景は自分には衝撃的だった。
夜は体調不良でみんなと
チョルモイ(乾杯🍻)出来ず、
ホノカの手作り蕎麦を頂いた。
ホノカ、ごちそうさま。
うまかった、ありがとう。
今日は早く寝ることにする。
おやすみなさい。
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